石川県は19日、珠洲市で震度6弱を観測した地震を受け、県庁で災害対策本部会議を開催した。馳浩知事は「それぞれの担当で状況を確認し、被害が確認された場合は速やかに対応し報告してほしい」と指示した。今後、余震が予想されるとして県民に引き続き警戒するよう呼びかけた。
県によると、小松、能登両空港や鉄道、北陸自動車道など県内の交通インフラに目立った被害は確認されていない。北陸電力の志賀原発や七尾大田火力発電所にも影響は出ていない。県警ヘリコプターに加え、福井県に消防ヘリの出動を要請し、上空から状況確認している。