三迫ボクシングジムは15日、プロボクシング興行のダイヤモンドグローブ(サンケイスポーツなど後援)を8月9日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。メインイベントは日本スーパーフライ級タイトルマッチで、初防衛を目指す王者の中川健太(36)=三迫=が指名挑戦者で、同級1位の梶颯(24)=帝拳=の挑戦を受ける。
中川は今年4月に王座決定戦で久高寛之(仲里)に判定勝ちし、3度目の王座に就いて以来、梶は昨年10月に東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック、日本同級タイトルマッチで、3冠王者だった福永亮次(角海老宝石)に僅差で判定負けして以来の試合となる。プロ戦績は中川が26戦21勝(12KO)4敗1分け、梶が16戦15勝(9KO)1敗。
セミファイナルは日本女子ミニマム級タイトルマッチで、初防衛戦の王者、鈴木なな子(22)=三迫=が、同級3位の一村更紗(26)=ミツキ=を挑戦者に迎える。鈴木は昨年12月に王座決定戦で判定勝ちして以来、一村は今年4月に6回判定負けして以来の試合となる。プロ戦績は鈴木が8戦6勝(1KO)2敗、一村が15戦4勝10敗1分け。
前座ではスーパーライト級8回戦で、日本同級6位の藤田炎村(27)=三迫=と日本ライト級16位の湯場海樹(かいき、23)=ワタナベ=が激突。東日本新人王ウエルター級予選で、元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏(79)の孫、磯谷大心(20)=輪島功一スポーツ=がプロ3戦目で、田中慧士(21)=花形=と拳を交える。プロ戦績は磯谷が2戦2勝(2KO)、田中が2戦1勝1敗。