〝ご当地ソングの女王〟として知られる歌手、水森かおり(48)が15日、新曲「九十九里浜」の舞台である千葉・九十九里町でビーチクリーンを行った。
同曲はオリコンシングルランキングで初登場8位を記録し、19年連続のトップ10入りを達成。この日は小雨の悪天候だったが、感謝の気持ちを込めてマスクやたばこの吸い殻などを拾った。
これまでの楽曲と新曲を含め、歌の舞台は44都道府県に到達。残すは福岡、宮崎、徳島となったが、九十九里は幼少のころ、人生で初めて海水浴をした思い出の場所。長さ約66キロと国内最大規模の海岸線に「今日は見えませんが、湾曲が美しい」と思いをはせた。今年出場が決まれば20年連続となるNHK紅白歌合戦には、「ビッグウェーブに乗りたい」と太平洋の波に思いを重ねた。
22日発売のタイプDにはカップリングとして「バージン・ロード」を収録。独身の水森は同曲について「(結婚)願望が入っていて念に近いです。実際の結婚は今日の空のように視界不良です」とユーモアを交えて現状報告。
ご当地でのキャンペーンはコロナ禍により3年ぶりで、国民宿舎のサンライズ九十九里で歌唱イベントを開催。この日は「九十九里町PR大使」に就任し、25カ所目の大使となった。