最多14人、22日公示へ準備加速 参院選埼玉

産経ニュース
政策などを記したチラシを通勤客らに配る参院選埼玉選挙区の立候補予定者=14日午前、さいたま市大宮区(星直人撮影)
政策などを記したチラシを通勤客らに配る参院選埼玉選挙区の立候補予定者=14日午前、さいたま市大宮区(星直人撮影)

通常国会は15日に会期末を迎え、与野党は、22日公示、7月10日投開票の日程が有力視される参院選を見据えた準備を加速させる。埼玉選挙区(改選数4)には過去最多となる14人が立候補する見通しで、夏の政治決戦は異例の混戦が予想される。

埼玉選挙区では自民党の関口昌一氏(69)、公明党の西田実仁氏(59)、元埼玉県知事でもある無所属の上田清司氏(74)の各現職が改選を迎える。西田氏は自民党、上田氏は参院で会派をともにする国民民主党からそれぞれ推薦を受ける。この3人に、立憲民主党新人で県議の高木真理氏(54)を加えた4人が争いの軸になる公算が大きい。

自民党県連内では、関口氏とは別に党公認候補1人を立てて「与党3議席」を狙う構想も浮上したが、共倒れのリスクを懸念する党本部が認めず、断念を余儀なくされた。

今回の改選の注目は主要野党の攻防の行方だ。

高木氏は、共産党新人で元衆院議員の梅村早江子氏(57)、れいわ新選組新人で弁護士の西美友加氏(50)と政権批判票を奪い合うことになる。旧民進党時代から自公両与党と議席を分け合う「指定席」ともいえる環境で臨んできたが、競合するライバルの多さが戦況を見通しにくくしている。

立憲民主、国民民主両党の対決も焦点となる。高木、上田両氏はそれぞれ連合から推薦を受け、旧民進党票の争奪戦に臨む。

加えて、他の多くの改選複数区と同様、日本維新の会の戦いぶりは波乱要素といえそうだ。埼玉選挙区で維新は、新人で弁護士の加来武宜氏(41)を擁立し議席奪取の機会をうかがう。旧民進党系のつばぜり合いを横目に、昨年の衆院選で勢いを示した維新が票を積み増せば、構図が大きく変わる可能性もある。

NHK党は新人4人を擁立する。諸派の政治団体は、幸福実現党、参政党、日本第一党がそれぞれ新人1人を立てる。

立候補予定者たちは14日、街頭に立ったり関係者を集めた会合を開いたりして支持固めを進めた。野党の立候補予定者の一人は、朝の通勤時間帯にJRさいたま新都心駅(さいたま市大宮区)で活動し、乗降客にチラシを手渡して浸透を図った。配布物に手を伸ばす人がいると、必ず追いかけていって声をかけ、取材に対し「受け取ってくれた一人一人を大切にしたい」と強調した。(星直人)

■立候補予定者(4―14)

関口 昌一69 党参院会長  自現

高木 真理54 県議     立新

西田 実仁59 党参院会長  公現

加来 武宜41 弁護士    維新

梅村早江子57 元衆院議員  共新

西 美友加50 弁護士    れ新

河合 悠祐41 派遣会社役員 N新

小林  宏49 建設業    N新

宮川 直輝48 建設会社役員 N新

池  高生53 IT会社役員 N新

湊  侑子39 製材会社役員 諸新

坂上 仁志60 経営コンサル 諸新

堀切 笹美47 不動産業   諸新

上田 清司74 元知事    無現

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