いざ、逆襲へ! 阪神・佐藤輝明内野手(23)がリーグ戦再開を前にインタビューに応じ、意気込みを語った。左打者にとっては不利な本拠地・甲子園で10本塁打を放つことを目標に設定。交流戦でオリックス・吉田正尚外野手(28)からもらったアドバイスをきっかけにして、得点圏で勝負強い打撃を目指す。(取材・構成=三木建次)
――60試合以上を消化し、全試合出場。ここまでを振り返って
「まあまあ(英語で)『so so』って感じですね(笑)」
――まさかの開幕9連敗スタート。モチベーションの維持も難しい時期だった
「モチベーションどうこうというか、とにかく勝ちたいという、それだけでした」
――9連敗の後、自身のホームランで勝利した【注1】
「すごくうれしかったですよね」
――開幕4番で始まった。「あくまで4番目の打順」と強調していたが、難しさや責任感の芽生えはどうか
「チャンスでなかなか今も打てないというのはあるので、それは今後に向けてしっかり対策というか、何か変えないといけないとは思っています」
――矢野監督も4番として戦う姿勢を評価する。主力としての自覚は
「点を取らないとやっぱり勝てないので、打点を挙げたいなとはいつも思っています」
――「結果で引っ張る」という言葉も最近は多用している
「もっと結果を出して、チームを勝たせられるようにしないといけないなとは思っています」