将棋の藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=に永瀬拓矢王座(29)が挑む第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局が15日に指されるのを前に14日、対局場の新潟市西蒲(にしかん)区岩室温泉の「高志の宿 高島屋」で開会式が行われ、両対局者が意気込みを述べた。
関係者のみが参加した開会式では、地元・新潟市の中原八一(やいち)市長が「見ごたえのある戦いになると多くの方が心待ちにしている」、新潟県燕市の鈴木力(つとむ)市長が「歴史に残るような名局を」と期待を寄せた。
主催する産経新聞東京本社編集局文化部の本田誠部長は「私どもも紙面とウェブで熱戦を多くの方々にお届けしたい」、日本将棋連盟常務理事の鈴木大介九段も「夏の暑さに負けない熱戦になる」とあいさつした。
決意表明で永瀬王座は「明日も一生懸命、藤井棋聖にぶつかっていきたい」、藤井棋聖は「第1局で反省点が見つかった。第2局以降、いかしていきたい」とそれぞれ健闘を誓った。
対局はインターネット動画配信サービス「ABEMA」の将棋チャンネルでライブ放送。検索は「ABEMA 将棋チャンネル」。
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