長かった1軍デビューへの道 日本ハム4年目右腕・柿木蓮がバット2本へし折る気迫の投球/箭内桃子のBehindTheBall(5)

サンスポ
11日の中日戦で1軍初登板を果たした日本ハム・柿木蓮
11日の中日戦で1軍初登板を果たした日本ハム・柿木蓮

日本ハム・柿木蓮投手(21)が11日の中日戦(札幌ドーム)でプロ初登板。1回を無安打無失点とし、堂々の1軍デビューを飾った。

「自分の持っている以上は出そうとせず、ファームでやってきたことを出そうと思って投げた。結果、よかったと思います」

6―0の七回に2番手として登場。新庄監督から「150キロ出るよ」とエールを送られ、本当に最速150キロをマークした。先頭のA・マルティネスを右飛、阿部を二直、最後は高橋周を二ゴロに。球威で押し、バットを2本へし折った。

〝同期〟で一番遅い1軍デビューとなった。高校3年時は大阪桐蔭高の背番号1で春夏連覇。2019年ドラフト5位で日本ハムに入団した。しかし、吉田、野村、万波、田宮と高卒の同期入団選手が次々と出場機会を増やしていく中、2軍暮らしが続いた。

ルーキーイヤーの2019年の春季キャンプ休日、ビーチで沖縄の弦楽器「三線」を手にジャンプする柿木蓮(左端)。(左2人目から)万波、吉田、野村、田宮
ルーキーイヤーの2019年の春季キャンプ休日、ビーチで沖縄の弦楽器「三線」を手にジャンプする柿木蓮(左端)。(左2人目から)万波、吉田、野村、田宮

札幌ドームデビューは高校の同級生である藤原(ロッテ)、根尾(中日)、横川(巨人)らにも先を越された。「長かったです…。長かったですね。焦りもありましたけど、悔しさの方が強かった。それを思って練習をやっていました」。ファームではオフにロッテ・石川との自主トレで教わったことを〝復習〟し、基礎から見直した。「体の使い方だったり、どこを使って投げた方がいいかとか」。長かった雌伏の時を経て、ようやくスタートラインに立つことができた。

「どんどん、一球一球バッターと勝負して、どの場面でも関係なく思い切り投げていきたい」。確かな手応えとともに、プロの世界で名をあげていく。(サンケイスポーツ・日本ハム担当)

七回を終え、新庄監督から記念のボールを受け取る柿木


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