住宅に侵入し現金などを盗んだとして、神奈川県警捜査3課は13日、窃盗などの疑いで、川崎市高津区下作延のスポーツインストラクター、平塚一郎被告(31)=別の窃盗罪などで起訴=を再逮捕した。容疑を認めている。
再逮捕容疑は令和4年3月7日午前7時半ごろから午後6時半ごろまでの間、横浜市青葉区の自営業の男性(65)方に侵入し、現金約3万円と指輪3点(時価計約1万6千円相当)を盗んだとしている。
同課によると、平塚容疑者は男性と妻が外出中、住宅1階の掃き出し窓のガラスをドライバーで割り室内に侵入。帰宅した男性らがリビングのショーケースから現金がなくなっていることなどに気付き110番通報した。平塚容疑者は空手のインストラクターをしており、「本業の収入だけでは生活が苦しかった」などと供述。平成25年ごろから約100件、同様の犯行を繰り返したなどとも話しているといい、同課は余罪についても捜査を進めている。