都市対抗野球南関東2次予選(テイ・エステック4-9日本製鉄かずさマジック、第3代表決定戦、13日、県営大宮公園)日本製鉄かずさマジックは一回に4番・土門愛大(かなた)外野手(26)の中犠飛で先制し、この回適時打も出て2点、さらに四回に4点、六回に3点を加え、先発右腕・橘朋晃投手(30)が6安打4失点完投で、2年連続14度目の出場を決めた。
渡辺俊介監督は〝最後の出場きっぷ〟を手にした感想を「東京ドーム(本大会)が10日間で5試合だから、今回10日間に6試合やったのは、いい準備になった。1試合ごとに成長し、きょうが一番強かった」と話した。
完投勝利で決めた橘は「勝っても負けても終わりなので、最初から全力で投げた。最初に当たったときに抑えられていたので、きのう(12日)の夜もよく眠れた。どのチームも日本一をというけど、自分が入って初戦か2回戦で負けているので、まず初戦とその次、2勝に貢献したい」と抱負を口にした。