シンガー・ソングライター、木村結香(29)が30歳の誕生日である25日、初の2枚組ベストアルバム「LIEN」をリリースし、東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでホールワンマンライブを開催する。
さわやかな歌声で人生の悲喜こもごもに寄り添う木村は2016~17年にギターの弾き語りシンガーとして47都道府県の66カ所で路上ライブツアーを敢行。高い歌唱力と行動力が口コミで話題となり、18年に初のフルアルバム「アオノセカイ」をリリース。ホールワンマンライブは19年の東京・渋谷の伝承ホール公演に続き2度目となる。
木村自身は穏やかな雰囲気が魅力で、歌詞には小さな幸せを大切にするメッセージを込めてきたが、「LIEN」の同名タイトル曲では初のR&Bに挑戦するなど新境地を開拓。近年はライブハウスに加え、全国のショッピングモールでのライブも月2回ほどのペースで行い、ファン層を拡大している。
初ベスト盤のタイトル「LIEN」はフランス語で「結び、繋がり、絆」の意味。音楽での共感や絆を願う木村は今回のバースデーライブを前に、「ジャンルにとらわれず、これからも新たなことに挑み続けたい」と約束。地道で精力的なアーティスト活動を通じて「私自身、自信を持って木村結香の曲を世の中に広げていきたいと思っています」と決意を新たにしていた。