柔道のグランドスラム・トビリシ大会で3位だった男子60キロ級の古賀玄暉(旭化成)が10日、オンラインで報道陣の取材に応じ「金メダルを目指して準備してきたので悔しい。次の大会に向けて、またつくり直す」と語った。
23歳の古賀は五輪王者の故古賀稔彦さんの次男。2年後のパリ五輪代表争いでは、東京五輪覇者の高藤直寿(パーク24)や実力者の永山竜樹(了徳寺大職)を追いかける。両者に比べて国際大会の実績で劣っており、対海外勢の勝負強さが課題だ。「まだ慌ててしまう部分があった。そこを徹底的になくせるように練習する。もう負けられない」と奮起を期した。