お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次(43)が10日、自らなりきるクセの強いキャラの数々を写真と文章で紹介したシリーズ本「クリエイターズ・ファイル Vol.04」(ワニブックス、税込み1650円)を発売し、東京・SHIBUYA TYUTAYAでファンとの交流イベントを開いた。
この日は85歳のナイトプレイス「ドイド」のママ、矢崎すず子になりきり、厚化粧で震える手にはたばことつえ。若い女性を中心に次々と訪れたファンとアクリル板越しに交流し、真っ赤な口紅を塗った口を開けてばか笑いした後、「コロナ禍なのに、ありがとうね」と神妙な顔で感謝した。
イベント前には報道陣を前に会見するも、「久々なので、どうやって宣伝したらいいか分からなくなっちゃった」とおとぼけ連発。それでも、シリーズ4作目となる今回の本には「矢崎すず子」をはじめ、世界一クリエイティブな大型犬や伝説のホテルマンなど27種類の笑える強烈なクセキャラがぎっしり詰まっているとあって、「見ごたえありますよ」と自信をのぞかせた。
さらに、このシリーズを基に「全国ツアーもやる」と宣言。具体的な構想は明かさなかったが、早くも動き出しているようだ。ちなみに「クリエイターズ・ファイル」は、秋山がさまざまなクリエイターなどクセのあるキャラに扮し、2015年からYouTubeの公式チャンネルで動画配信するなどしてスタート。今年4月時点で総再生回数は1憶5000万回、チャンネル登録者数は65万人を突破している。