(日本生命セ・パ交流戦、ソフトバンク4-0阪神、3回戦、ソフトバンク2勝1敗、9日、ペイペイD)ソフトバンク・藤本監督の起用がズバッと的中して4得点を奪い、快勝した。
「4番に今年初めて入って、いい活躍してくれた。あしたも4番でいきます」
今季全試合で4番だったグラシアルを6番に据え、デスパイネに4番を託した。1-0の三回2死一、三塁ではグラシアルが中前適時打。五回1死ではデスパイネが2号ソロ。打順の組み替えが効果的に生きた。D砲は「4番というのは最初(の打席)だけですね。回っていくと、4番とか関係なく自分の仕事をするだけ」と強調した。
交流戦は9勝6敗で、10日からは首位ヤクルトと3連戦。逆転優勝を飾るには2勝1分け以上が必要だが、指揮官はきっぱりと言い切った。
「3つ勝つつもりで戦っていきます。あしたはうちのエースが投げますから」
千賀と小川の投げ合いは午後6時に始まる。2019年以来9度目の栄冠を目指し、昨年日本一のスワローズと激突する。(竹村岳)