「高寺くんが、スタメンで出る選手の最後、佐藤輝と中野の組のすぐあとに打っています。きょうもスタメンで起用されるんだなと思って見ていました。〝鳴尾浜焼け〟しているので、遠くから見ても、どこにいるかすぐにわかります。いつも元気が良くて明るくて応援したくなる選手です。2軍でずっと結果を残していたので頑張ってほしいです」
打撃練習の順番を見ていると、選手起用がだいたいわかります。レギュラー組がいつもの順番で打ち、その後、スタメンに抜擢される選手がまず打って、ベンチに控える選手は最後の方です。
「前川くんが、もう少し早く実戦に復帰できていたらなあと思います。復帰のタイミングが早かったら、きょうみたいなバッティングを何試合か見せていたら、DH制があるパ・リーグ本拠地の交流戦で(打線に)野手を9人起用できるときに、いまの高寺くんみたいにチャンスがあったかもしれないなあと」
ちなみに、この日の1軍の打撃練習で最後に打っていたのはロハスでした。
「助っ人が最後の最後(控え)なのは寂しいですね。それならばいっそのこと、スタンドで席に着き始めている敵地のファンに豪快なバッティングを見せつけてほしいところです。第2戦ではベンチからも外れました。韓国球界の2冠王だったのに…」
キャップ長友孝輔が苦笑いしていました。韓国KTでプレーしていた2020年に47本塁打と135打点に輝き、争奪戦の末に虎入りした選手です。しかし、阪神では昨年も今季も…。この日も五回に代打で出てきましたが、空振り三振。しかし、打てなかったのはロハスだけじゃない。みんな、お昼にアジフライ食べましょう!!