オルガン音楽の啓蒙(けいもう)・普及と国際交流を目的とした「第30回インターナショナル・オルガン・フェスティバル・イン・ジャパン2020」(外務省、文化庁、産経新聞社など後援)が8日、東京都文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂で開かれた。
ドイツが誇る世界的オルガニスト、エルンスト・エーリヒ・シュテンダー氏が、ベートーベンの「運命」やエルガーの「威風堂々」などのほか、滝廉太郎の「荒城の月」といった日本の名曲も披露した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が2度延期となっていただけに、約200人の観客は久しぶりに生で聴くパイプオルガンの荘厳な音色を楽しんでいた。