安保協力強化打ち出しも…日米韓の温度差拭えず

産経ニュース

【ソウル=桜井紀雄】日米韓3カ国は8日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後初の外務次官協議をソウルで開いた。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含むミサイル発射を繰り返し、7回目の核実験が目前に迫っているとされる中、韓国の趙賢東(チョ・ヒョンドン)外務第1次官は協議後、「韓米日は安全保障協力を強化していくことにした」と明らかにした。

協議後に発表された共同声明では、米国が「核の傘」と呼ばれる拡大抑止を含めて日韓への防衛に強固に関与する方針も再確認された。3カ国は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を「違法」だと強く非難した。

シャーマン米国務副長官は「われわれの共通目標は朝鮮半島の完全な非核化実現だ」とし、北朝鮮に対する3カ国の立場は「一致している」と説明した。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前政権は南北融和を優先させ、日米韓の安保協力は足並みの乱れが目立った。だが、日米韓協力を重視する尹政権の発足後、北朝鮮の相次ぐ軍事的挑発もあり、3カ国の連携は急速に深まっている。

ただ、森健良外務事務次官が「北朝鮮の完全な非核化に向けた抑止力の強化」に言及し、趙氏とともに北朝鮮が反発する「北朝鮮の非核化」という表現で対北圧力に比重を置く立場を示したのに対し、シャーマン氏は「北朝鮮にいかなる敵意もない」と対話を呼びかけるなど、対決を避けようとする姿勢をにじませた。

森氏が北朝鮮による拉致問題について米韓の2氏に協力を求め、支持を得た。

森氏と趙氏の2国間協議も行われ、関係改善は急務との認識で一致した。一方で、韓国の調査船による竹島(島根県隠岐の島町)北方の日本の排他的経済水域(EEZ)での調査に森氏が強く抗議したことに趙氏が反論するなど、日韓の溝も改めて浮き彫りになった。

  1. ロシア軍〝弾切れ〟目前 年明けにも備蓄尽き…ウクライナに全土奪還される可能性 イランや北朝鮮からの供与なく軍の士気低下も

  2. 「韓国は民主国家として未熟」親日・韓国人ユーチューバー激白! 留学中に反日洗脳から解放、「『韓国の歴史教育はウソだった』と確信した」

  3. 【衝撃事件の核心】屈強な「佐川男子」、暴力団員すら圧倒 世にも奇妙な恐喝未遂事件の一部始終

  4. NHK朝ドラ「舞いあがれ!」2月2日OA第85話あらすじ 舞(福原遥)は父の夢に挑戦していることを祥子(高畑淳子)に報告

  5. NHK「舞いあがれ!」貴司くん赤楚衛二の反省「梅津家失格です。旅に出ます」に朝ドラファンら爆笑「毎回楽しみw」「安定」