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「袴田事件」密着のドキュメンタリー映画を製作中 釈放中の袴田巌さん〝逮捕前〟の30年に迫る 笠井千晶監督

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2014年6月、静岡県内での集会に出席した際の袴田巌さんと、取材で密着するドキュメンタリー映画監督の笠井千晶さん(笠井さん提供)
2014年6月、静岡県内での集会に出席した際の袴田巌さんと、取材で密着するドキュメンタリー映画監督の笠井千晶さん(笠井さん提供)

48年間にわたり獄中生活を余儀なくされた死刑囚で、再審開始決定により2014年に釈放された袴田巌さん(86)に〝密着〟するドキュメンタリー映画の製作が進行中だ。監督は映像ジャーナリストの笠井千晶さん(47)。約20年前から「袴田事件」を取材し、釈放直後の袴田さん本人を単独で撮影した。私生活でも袴田さんと姉に寄り添いながら、映画製作の使命感に燃えている。

1966年に静岡県で一家4人が殺害、放火され当時30歳の袴田さんが逮捕された、いわゆる「袴田事件」。笠井さんは2009年頃から継続的に事件の取材を進め、撮影してきた関連映像は「370時間分」にも上るという。

「袴田さんのことを取材し続けないといけない」。そう決意した〝運命の日〟は、14年3月27日。一貫して無実を主張し〝えん罪〟を訴えてきた袴田さんが、再審開始決定と同時に東京拘置所から釈放された。

浜松市在住の姉、ひで子さん(89)や支援者らにとっては朗報。ただあまりにも突然の決定で、「周囲は受け入れ準備もできていなかった」(笠井さん)。当時テレビ局記者で取材を通じてひで子さんと親交を深めていた笠井さんは、仕事とは無関係に個人として東京へ同行し、関係者の依頼で袴田さんをホテルへと送る車に同乗。そこでカメラを回し、同じ部屋に宿泊した。

「歴史的な場面に偶然居合わせた。これを撮ったということは、今後も必ず追い続けないといけない、ということ」

その後、テレビ局を辞めてフリーとなり、浜松市で暮らす姉弟の生活を支援しながら様子を見つめてきた。姉弟の日常を身近に知る笠井さんでなければ撮れない映像もためてきた。釈放から約8年。「逮捕前の30年に、できるだけ迫りたい」と考えるようになった。

2016年、買い物中の袴田巖さんと姉のひで子さん(右端)に同行した笠井千晶さん。私生活でも袴田さんと姉を支援している(笠井さん提供)
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