今夏の参院選を前に、実物の投票記載台や投票箱を使った「模擬投票」が6日、浦和大(さいたま市緑区)の社会学部現代社会学科の授業の一環として行われ、同学科の1年生ら約40人が参加した。
模擬投票は架空の自治体の首長選という設定で行われ、候補者役の3人の教員が演説して公約などを訴えた。学生たちは、演説の内容を踏まえて誰に投票するかを決め、用紙に候補者名を記入して投票箱に入れる手順を学んだ。
1年の女子学生(18)は「選挙の仕組みを理解することができた。参院選では実際に投票したい」と話した。
参院選の日程は「6月22日公示、7月10日投開票」が有力視されている。(星直人)