〝三度目の正直〟なるか 「日光」ナンバー実現目指し、周辺自治体と協議へ

産経ニュース
ご当地ナンバー導入を目指す日光市役所=栃木県日光市(松沢真美撮影)
ご当地ナンバー導入を目指す日光市役所=栃木県日光市(松沢真美撮影)

栃木県日光市は、自動車の「日光」ナンバー導入に向けて、隣接する鹿沼市や塩谷町と事務レベルでの協議を申し入れた。国土交通省が4月、新たな「ご当地ナンバー」募集を始めたことを受けたもの。同市はこれまで2度にわたり「日光」ナンバー導入を目指したが、要件の台数に満たず実現できなかった。今回は要件を満たすべく、地域振興を目的に周辺自治体を巻き込んで導入を図りたい考え。果たして〝三度目の正直〟となるか。

台数の壁

陸運局のない地域の地名を表示する「ご当地ナンバー」は、平成16年に1回目の公募が行われた。栃木県のナンバーは現在「宇都宮」「那須」「とちぎ」の3種類。このうち「那須」は、1回目の公募で、18年に大田原市や那須塩原市、那須町で導入されたご当地ナンバーだ。全国各地から強い要望を受け、国は25年に2回目、29年には3回目の公募を実施している。

日光市も地域振興につなげたいと、25年と29年に導入を目指した。世界遺産を有し、全国的にも認知されている「日光」のナンバーを掲げた自動車が全国を走れば、観光誘客にも大きな効果が見込まれると考えたためだ。市民アンケートでも、86%が「日光」ナンバーに賛成したという。

だが、市民の願いは「台数の壁」に阻まれた。単独自治体での申請要件は、管轄する運輸局に登録された普通自動車の台数が10万台以上。だが同市の登録台数は、今年3月末でも普通車は約4万3千台で、要件に満たない。過去2回とも最終的に涙をのむこととなった。

今回の公募では、市町村に登録する軽自動車も対象となり、条件を満たすには普通自動車と合わせて17万台以上が必要となる。しかし、日光市の軽自動車数は約2万8千台で、普通自動車と合わせても約7万1千台と遠く及ばない。

複数自治体ならば

〝3度目の正直〟に向け、同市が目指すことにしたのが複数自治体での登録で、同市は今春、鹿沼市と塩谷町に協議を呼び掛けた。今後、話し合いの場を設けていく。

今回の公募の台数要件は複数自治体での場合、軽自動車との合計で8・5万台以上。鹿沼市は普通車だけでも約5万6千台、塩谷町も同約6500台で、日光市の普通車と軽自動車の計7万1千台と合わせれば、台数要件を達成できる。

新型コロナウイルス禍で観光産業が大きな打撃を受けている中、日光市は是が非でも「日光」ナンバーを導入し、反転攻勢のきっかけとしたい考えだ。

市の担当者によれば、他市の運送業者からも「日光ナンバーならば他県民でも目につく。導入できるよう応援している」とエールの電話があったとして意義を強調する。今後は2市町と協議を進めながら、市民らへのアンケートなども実施して理解を求めていく。

隣市「市民の合意必要」

課題は2市町との合意形成だ。「日光」ナンバー導入について、日光市から正式に協議の申し入れを受けた鹿沼市は慎重な立場を崩していない。

26日の定例会見で佐藤信市長は「協議の申し入れを受けたが、市民の中にはいろいろな意見、賛否があると思う。その点を見極めることが必要だ。個人的には後ろ向きな話ではないが、やはり市民の合意を得ることが必要。今後、具体的に情報交換、調整を図っていく場が出てくるので、慎重に対応を図っていきたい」と話した。

国に導入の意向を表明する期限は11月末。それまでに2市町と合意形成を図れるのか-。国に認められれば、令和7年5月ごろにも「日光」ナンバーが誕生することになる。(松沢真美)

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