交際相手の女性を殺害し遺体を休耕田に遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職、関口羊佑(ようすけ)被告(36)=兵庫県姫路市=は30日、神戸地裁姫路支部(佐藤洋幸裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「私がすべてやった」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、昨年10月23日、姫路市内の霊苑駐車場に止めた乗用車内で、同市の無職、梅本依里さん=当時(34)=の首を腕で締め付けて殺害し、遺体を同県加西市内の休耕田にシャベルで埋めたなどとしている。
捜査関係者によると、関口被告は別の女性と結婚していることを隠しており、交際上のトラブルがあったとみられる。