芳根京子が髪を２０センチ切ってショートカットに！　ＴＢＳ系日曜劇場「オールドルーキー」でバリバリのキャリアウーマン役

女優、芳根京子（２５）が７月スタートのＴＢＳ系「オールドルーキー」（日曜後９・０）でヒロインを務めることが２７日、分かった。アスリートのセカンドキャリアを描く物語で、綾野剛（４０）演じる主人公の教育係となるバリバリのキャリアウーマン役。髪を２０センチ切って役作りした芳根は、「新たな自分をお見せできるのでは」と力を込めた。　ショートカットに変身した芳根が新境地を開く。

「オールドルーキー」は、綾野演じる元サッカー日本代表の主人公・新町亮太郎が引退後、妻や２人の娘のためにスポーツマネジメント会社に入り、３７歳で社会人デビューする姿を描くヒューマンドラマ。芳根は亮太郎が入社する会社の若手社員、深沢塔子役で出演。責任感が人一倍強く、入社５年目で７人のアスリートのマネジメントを担う、負けん気の強いキャリアウーマンだ。

制作側は「若いのにスタミナがあって、人を魅了する若手社員を演じていただくと考えたときに、芳根さんの素朴な感じがピッタリだと思った」と起用理由を説明。さらに実際に会ったところ、柔らかい人柄と、その一方で芯の強い目が強烈に印象に残ったといい、「あえてものすごく負けん気が強い役柄にしました。普段の彼女のイメージからのギャップを見事に演じて、新境地を開いてくれると期待してます」とコメントした。

芳根は、２０１５年に同局系「表参道高校合唱部！」でドラマ初主演を果たすと、１６年後期にはＮＨＫ連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインに抜てき。その後も、ドラマのみならず、映画や舞台、ナレーションと多方面でキャリアを積んできた。

ＴＢＳ看板枠の日曜劇場への出演は、２０１７年の「小さな巨人」以来５年ぶり。デキる若手社員という役柄に合わせて、「髪を２０センチくらい切りました！　ここまで思い切ってバッサリ切ったのは初めて」と役作りは万端だ。

「鏡を見るたびに驚いてしまいますが、新たな自分をお見せできるのでは」と気合十分。「塔子という女性をどう魅力的に生きていくか模索中ですが、新町さんとのコンビが、見ていてすっと入ってくるような気持ちいいコンビになるといいな」と熱演を誓っている。

◆「オールドルーキー」　サッカーに人生をかけてきた亮太郎（綾野）は日本代表まで上り詰めたが、その後はけがの影響で低迷。３７歳で現役引退に追い込まれる。どん底の中で出会ったのはスポーツマネジメント会社「ビクトリー」。現役アスリートの代理人やマネジメントを行う〝裏方〟だが、サッカーを愛し、誰よりもスポーツをリスペクトしているからこそ、そこで働く決意をする－。共演は高橋克実（６１）、岡崎紗絵（２６）、ＮＥＷＳの増田貴久（３５）ら。