日本野球機構(NPB)は27日、若手選手を中心に行ったセカンドキャリアのアンケート結果を発表し、現役引退後に「やってみたい」仕事では飲食店を含む会社経営が19・9%で、3年連続でトップとなった。
高校野球の指導者が18・3%、一般企業の会社員が16・7%で続いた。引退後の生活に「不安がある」と回答したのは66・1%だった。アンケートは昨秋の教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の参加選手を対象に行われ、186人が回答し平均年齢は22・7歳だった。
また、昨年戦力外通告を受けた選手と現役引退した選手の進路調査結果も発表され、143人のうち約半数の79人が他球団への移籍やコーチ就任、球団職員などへの転身で12球団内に残った。選手や指導者として5人が独立リーグ、14人が社会人野球、6人が海外のチームへ移った。平均在籍期間7・3年は最近5年で最も短く、平均年齢も27・8歳と最も若かった。