フジテレビは27日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、夏の大型特番「FNS27時間テレビ」の放送を断念すると発表した。
同番組は夏恒例の特番として放送されてきたが、コロナ禍のため2020、21年と2年連続で放送を見送っていた。
編成担当の小川晋一専務は、今年の開催について「さまざまな角度から検討してまいりましたが、いまだコロナの状況が収束しておらず、予断を許さない状況が継続している。出演者の方、スタッフの稼働も非常に大勢ですので、いろんなリスクを総合的に勘案致しまして、大規模な形での『27時間テレビ』は今年も見送ることと致しました」と説明した。