日本陸連は27日、日本選手権(6月9~12日・大阪市)のエントリー選手を発表し、男子100メートルにはサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)や桐生祥秀(日本生命)小池祐貴(住友電工)らが名を連ねた。昨年10月に右膝を手術した日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)は既に欠場を表明している。小池は2連覇が懸かる200メートルにも臨む。
7月の世界選手権(米オレゴン州ユージン)代表選考会を兼ね、参加標準記録に到達した3位以内の選手は代表に決まる。女子の田中希実(豊田自動織機)は標準記録を突破済みの1500メートルと5000メートルに加え、800メートルにも出場予定。男子3000メートル障害の三浦龍司(順大)や同110メートル障害の泉谷駿介(住友電工)も参戦する。
女子の5000メートルには1万メートル代表の広中璃梨佳(日本郵政グループ)も臨む。100メートル障害で東京五輪代表の寺田明日香(ジャパンクリエイト)は出場を見送った。