(日本生命セ・パ交流戦、楽天―ヤクルト、1回戦、27日、楽天生命)試合直前、ホームベース付近で両指揮官の表情が崩れた。楽天・石井一久監督(48)とヤクルト・高津臣吾監督(53)は、1990年代のヤクルト黄金時代を左のエース、守護神として支えた戦友だ。
5歳上の高津監督はかつて「彼とはユニホームが違っても、ずっと仲間だと思っている。先輩後輩ですけど、ずっと友達だと思っている。いい関係でいたい」と口にしていた。
この日もメンバー交換だけでなく、審判団を含めて何やら談笑。両リーグの首位同士の対決を前に旧交を温めた。