大阪府箕面市の公式防災ツイッターで、日本維新の会公認で今夏の参院選に立候補を予定している大阪市議の投稿がリツイート(転載)され箕面市がアカウントを閉鎖した問題で、同市は26日、運用を再開したと発表した。パスワードの厳重管理や異変を確認した際の対応手順を定めるなどの再発防止策を講じたとしている。
アカウントは「箕面市市民安全ツイッター」。参院選比例代表への出馬を予定している大阪市議の投稿が、防災や防犯と関係がないのにリツイートされていたことが判明。箕面市は3日にアカウントを閉鎖していた。
市によると、外部からの不正アクセスも考えられるとして刑事告訴も視野に入れた原因究明を進めている。一方で30日以内に再開すれば以前からのフォロワーを継続したまま情報発信できることから、有識者の意見を踏まえて再開することにしたという。