(日本生命セ・パ交流戦、広島5ー2ロッテ、2回戦、1勝1敗、25日、マツダ)コツコツと12安打で5点を奪って広島が交流戦初勝利をつかんだ。ヒーローはマクブルームだ。決勝打を含む2安打2打点の活躍で4番の仕事を果たした。
「交流戦の初勝利を自分のバットで決めることができてうれしいよ」
昨季10勝の左腕・小島から三回2死で右中間二塁打を放つと、1─1の五回2死一、二塁では左翼線へ勝ち越しの2点二塁打。自身の交流戦初打点、今季チームトップの6回目となる殊勲打でロッテ3連戦を1勝1敗のタイに戻した。
チームは交流戦で2019年が5勝12敗1分け、昨年は3勝12敗3分けと開催2年連続で最下位(20年はコロナ禍で中止)に沈んだ。だが、今季は簡単には負けない。佐々岡監督は「1つ勝ったのはホッとした。つないでつないでその中で4番も仕事をしてくれた」と助っ人に感謝した。(柏村翔)