フィギュアスケートでバンクーバー五輪女子銀メダリストの浅田真央が25日から「NFT(非代替性トークン)」と呼ばれる複製不能なデジタル資産の販売をスタートした。
現役引退後の2018年から3年間にわたって開催されたサンクスツアーで撮影された写真をNFT化。収益の一部はフィギュアスケートの発展に向けた活動に活用されるとし、浅田の新たな挑戦にファンから応援の声が集まっている。
急成長するNFT市場には、スポーツ界の参入も相次いでいる。浅田は今回の参加について、「サンクスツアーでの一瞬一瞬は、私にとって大きな宝物です。その中から、私が厳選し、特にお気に入りの写真を選びました。私の大切な思い出を、皆さんにもお届けできたらと思います」とコメントを発表している。
今回は、サンクスツアーでパフォーマンスされた躍動感のある動きと豊かな表情を捉えた写真をNFT化。アスリート特化型NFTマーケットプレイス「META ALL-STARS」で8種類各10個限定、1個5000円で販売。今後は、浅田真央語録のNFTなどの販売を予定しているという。
ファンからは、「真央ちゃんのNFT!! ドンドンこの分野は広がっていくよね!」「真央ちゃん、今度はNFTを通じてフィギュアスケートのさらなる発展に貢献ですか ぶれない姿が素敵です」「日本フィギュアの未来のために着々と活動の場を広げる浅田真央!応援します」といった温かいコメントが寄せられた。