(日本生命セ・パ交流戦、巨人−オリックス、2回戦、25日、東京D)巨人・大城卓三捕手(29)が試合前、阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)による〝密着打撃指導〟を受けた。
全体練習開始前の午後2時頃から、金杞泰(キム・キイテ)打撃コーチ(53)らに見守られる中、大城はティー打撃などでバットを振り続けた。中でも阿部コーチはフリー打撃後も付きっきりで指導。練習終盤の午後3時40分頃になっても、投球マシンを相手に打席に立たせ、ボールを見送る大城にスイング軌道などの助言を送った。
強打が持ち味の大城は、捕手1番手として今季ここまで39試合に出場しているが、打率・226、2本塁打、11打点と本来の実力を示せていない。捕手でありながら通算406本塁打を誇る阿部コーチのアドバイスを結果につなげたいところだ。