滋賀県議の不当要求問題 真相究明へ初の政倫審

産経ニュース
県議会の岩佐弘明議長(左)に政倫審の設置を求める文書を手渡す今江政彦県議=25日、議会運営委員会室
県議会の岩佐弘明議長(左)に政倫審の設置を求める文書を手渡す今江政彦県議=25日、議会運営委員会室

自民党滋賀県議団に所属していた大野和三郎県議(66)が県幹部らに対し、食肉の取引に関する要望を会派の総意のように伝え、応じなければ予算案を承認しないと迫ったとされる問題で、自民を除く4会派の所属議員22人が25日、真相究明に向け、県条例に基づく政治倫理審査会(政倫審)の設置を議長に要求。平成16年の条例施行以来、初めて政倫審が設けられることになった。

4会派はチームしがのほか共産党県議団、さざなみ倶楽部、公明党県議団。チームしが代表の今江政彦県議ら4人が岩佐弘明議長に審査請求書を手渡した。

政倫審は各会派の議員と学識経験者らで構成し、条例違反と認定されると辞職勧告などの措置を議長に求めることができる。設置に必要な2会派以上、議員定数の3分の1以上(15人)の条件を満たしており、27日に各会派代表者会議を開いて設置を決定し、委員数などを詰める。

審査請求書では、大野県議が昨年11~12月の2カ月間に、JA全農県本部と特定業者間の食肉処理に関する取引をめぐり、「三日月大造知事や農林水産部の職員に延べ16回に及んで執拗(しつよう)な要求をしており、ときには高圧的な言葉を使うなどした」と指摘。政治倫理条例で定めた「議員は、自らの行動を厳しく律し、議員としてふさわしい品位と識見を養うこと」に反する疑いがあるなどとしている。

滋賀県庁で記者会見した今江県議は「県民の疑念に対して一定の答えを出す必要がある」と説明。共産党の杉本敏隆県議は「問題があるなら、本会議や委員会の場で当局の姿勢を正すのが本来の議員のあり方。県民の目の届かないところで、当局に圧力をかけて行政をゆがめようとしていた」と問題視した。


大野県議「圧力は否定」

チームしがなど4会派による政倫審の設置要求を受け、大野和三郎県議は25日、滋賀県庁で記者会見し、県幹部とのやり取りの中で「ドアホ」といった不適切な発言があったことを認め、メールで謝罪したことを明らかにした。一方で、「当局への不当な要求、圧力というのは否定する」と強調した。

記者会見する大野和三郎・滋賀県議=25日、滋賀県庁

県の記録などによると、昨年11~12月、議会運営委員長だった大野県議は農林水産部の幹部らと複数回にわたって面談。JA全農県本部が出荷した牛内臓(ホルモン)が、元役員が不祥事を起こした業者に流れていると非難し、JA全農県本部に取引をやめるよう指導することを要請した。

また、その際に「きちっと年内中にけじめをつけておかなければ農水に係るところの予算、これはペケ。議運のテーマにしない」などと発言したとされる。

大野県議は会見で、面談の内容は「おおむねそんな感じだった」と認めたうえで、「当局の姿勢を正すのは当然の責務。不当な圧力にはならない」と説明。県幹部に対して「ドアホ」と言ったことについては「反省している」と述べた。

予算関連の発言に関しては「(当局は)緊張感を持たないといけないとの意味だった。間違えているとは思っていない」と主張。会派の総意のように伝えたことについては「機関決定はされていなかったが、会派の会合で説明した際は特に異論はなかった。私の早合点だった」と釈明した。


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