クアッド首脳会合

対中警戒で重み増す日本 首相、外交活発化へ

産経ニュース
会合でバイデン米大統領(左手前)の発言を聞く岸田文雄首相=24日午前10時50分、首相官邸(春名中撮影)
会合でバイデン米大統領(左手前)の発言を聞く岸田文雄首相=24日午前10時50分、首相官邸(春名中撮影)

岸田文雄首相は日米首脳会談や日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」首脳会合を通じ、インド太平洋地域で高まる中国の脅威に対抗していく姿勢を世界に示した。ロシアのウクライナ侵攻を黙認する中国に対する各国の警戒感が強まるのに比例して日本の安全保障上の役割への期待も増す。岸田首相はアジアで主導的な立場を取るべく外交を活発化させる考えだ。

24日のクアッド首脳会合で、岸田首相はウクライナ侵攻は「真っ向からの挑戦」と語り、「インド太平洋地域で同じことを起こしてはならない」と強調した。中国が念頭にあり、他の首脳も同調した。

これまでは中国がアジアの盟主かのように存在感を誇示し、日本の影響力は相対的に低下した。だが、ロシアによるウクライナ侵攻で、軍事力を背景にした「一方的な現状変更の試み」という脅威を目の当たりにし、民主主義陣営では再び日本重視の傾向が強まっている。経済関係を軸に中国を重視していた欧州からも、4月下旬にドイツ、5月中旬には欧州連合(EU)とフィンランドの首脳が相次ぎ来日し、岸田首相と会談した。

ただし各国の対中姿勢に濃淡はある。クアッド4カ国の合意に基づく共同声明は、インドの外交方針に配慮し、一方的な現状変更に反対しつつ、中国やロシアの国名は記載できなかった。議長を務めた岸田首相は記者会見でクアッドは「特定の国を対象としたものではない」と強調した。

インド太平洋地域の中心に位置する東南アジア諸国連合(ASEAN)は米中双方と適度な関係を築きたいと考える傾向があり、日本や欧米は中国と影響力を競っている。昨年11月、中国の習近平国家主席はASEANとオンライン形式で特別首脳会議を開催し、関係強化を演出した。

岸田首相は週内に、来日するシンガポールとマレーシア、タイの首相と会談する。来月はアジア安全保障会議(シャングリラ対話)と先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席する方向で、連携強化を確認したい考えだ。重い役割を果たすには、バイデン米大統領に伝えた防衛費の「相当な増額」など、防衛力の抜本的な強化に取り組む必要もある。(田中一世)

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