学校給食に白米を納入していたJA北河内(大阪府枚方市)の精米所にハトが入り込んでフンなどが散乱していた問題で、同府守口市は24日、衛生管理を徹底し、改善点の報告を求める要望書を同JAに出したと発表した。市民の不安が解消されるまでの間、同JAの白米使用は見合わせる。
市は同日、代わりの納入業者の精米所について適切な衛生管理が行われていることを確認し、25日から小学校の米飯給食を再開することを決めた。市教委は「安全安心な給食を提供するため、万全を期したい」としている。
大阪府立の支援学校も納入業者変更
また、大阪府教育庁は24日、同じ精米所から学校給食の米を納入していた府立寝屋川、枚方両支援学校に関し、当面の間、別業者に切り替えると発表した。2校は複数の業者の米を給食に使用しており、同精米所の米を食べる頻度は寝屋川が月1回、枚方が週1回程度だった。健康被害は報告されていない。