渡邉寧久の得するエンタメ見聞録

伊藤健太郎の復帰作は〝美しく哀れ〟 「いろいろな意見、賛否があることは覚悟…」 映画「冬薔薇」

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美しい映画だ(©2022「冬薔薇(ふゆそうび)」FILM PARTNERS)
美しい映画だ(©2022「冬薔薇(ふゆそうび)」FILM PARTNERS)

俳句を楽しむ人なら、この漢字は読める。「冬薔薇」と書いて「ふゆそうび」。冬の季語で、角川俳句大歳時記には「冬枯れのなか、けなげに小さな花をぽつりとつけている様子は鮮やかで美しい。本来華麗な花だけに哀れでもある」とある。

6月3日公開の映画「冬薔薇」(阪本順治監督)には、季語が内包する〝美しい哀れ〟が描かれている。結論を先走れば、今年の邦画の大いなる収穫である。

俳優の伊藤健太郎(24)の映画復帰作になる。伊藤は2020年10月、道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕された(後に不起訴処分)。

今週、東京都内で行われた完成披露上映会に登場した伊藤は、「いろいろな意見、賛否があることは覚悟しています。怖い部分はもちろんあるんですけど、あのとき自分があのタイミングでできる最大の力は出し切ったつもりだし、自信を持って皆さんにお届けできると思います」と自信を示した。

映画会社が阪本監督に伊藤主演で映画を1本撮ってみませんか、と打診したことがきっかけ。監督は伊藤を取材し、生い立ちや仕事観、友人関係などを入念に聞き出したという。そこには事故のことも含まれる。材料を煮詰め、監督は伊藤のための脚本を書きあげた。

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