違反歴ある75歳以上に運転技能検査が義務化 高齢者が求めるモビリティサービスとは

一定の違反歴のある75歳以上を対象に、運転免許更新時に運転技能検査が義務付けられた。5月13日施行の改正道路交通法によるもので、合格できなかった場合は免許更新ができない。クルマの運転ができなくなるぎりぎりまで運転をし続ける、あるいはし続けないと生活が成り立たない人は公共交通が充実していない地域で多い。しかし、公共交通をこれまでのように充実させても高齢者が利用しない場合も多い。目的地へ送り届けるだけでは足りないようだ。高齢者のニーズに合わせて、新たなサービスを考えていく必要がある。

高齢者の在宅生活を支援するモビリティサービス事業を立ち上げた「netto」代表の末弘隆太さん(本人提供)
高齢者の在宅生活を支援するモビリティサービス事業を立ち上げた「netto」代表の末弘隆太さん(本人提供)

公共交通を単に充実させるだけでは利用されない

過去に公共交通を担当した経験のある自治体職員は次のように話す。

「バスを走らせてほしいと地元から要望が挙がる。しかし、クルマの運転をぎりぎりまでし続けるような高齢者は、足腰が弱り、体力や認知機能も落ちているため、一般的な路線バスや鉄道に一人で乗ることが難しくなる。誰かに付き添ってもらいながら買い物や病院にいったり、段差が少なかったり、つかまったりできるクルマで自宅まで送迎してもらうようなサービスが現実的だ」

このように運転免許証を返納した高齢者には、これまでの公共交通とは異なる考え方でサービスを提供していく必要がありそうだ。

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