NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第30話が放送された20日、本編の最後に第7週の予告映像が流れた。ネットには、さまざまな反響が寄せられたが、なかでも青柳和彦役を演じる宮沢氷魚の姿がなかったことを残念がる声が目立った。
沖縄のサトウキビ農家の次女として生まれ、沖縄料理に夢をかけるヒロインとそのきょうだいたちの姿を描く同作。主人公の比嘉暢子を女優の黒島結菜が演じ、その家族として仲間由紀恵、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が出演する。タイトルの「ちむどんどん」は、沖縄の言葉で「心がドキドキする」を意味する。
この日は第6週「フーチャンプルーの涙」(第26~30話)の最終話。暢子の東京での生活が本格化し、沖縄の実家では、長女の良子(川口)が、家の経済的窮状を救うために地元の御曹司と結婚すべきかどうか悩んでいた。兄、賢秀(竜星)は、暢子と布団を並べ、ホームシックにかかっていた妹を安心させたが、翌朝には暢子の財布からお金を抜き取って失踪。競馬ですってしまうという、相変わらずのダメっぷりを見せた。