制服はタイトなデザインのものが多く、着用中は、ストレッチなどで体を伸ばしてリフレッシュしたり、緊張をほぐしたりできる状態でもないのです。
そのため、帰宅後に部屋着に着替えてリラックスするときは、必ずと言っていいほどあぐらをかきます。とっても地味に思えるかもしれませんが、私たち受付嬢にとって、あぐらをかくことは貴重なリラックスのための儀式なんです(笑)
憧れの「二度寝」「夜更かし」
受付嬢が常に意識していることはいくつかありますが、一番意識しているのは「時間」といえるかもしれません。
以前にお話ししたように、私たちは自分たちのペースで仕事をすることができません。来客やミーティングの時間によって自分たちの動き方が決まります。業務を円滑に進めるために緻密なシフトが組まれており、それに則って動いています。もちろん寝坊も厳禁です。「時間」がすべてと言っても過言ではありません。
そんな私たち受付嬢が至福を感じるタイミングの一つ。それは「寝坊」や「二度寝」が許されているときです。
週5日間、私たちは一日の大半を時間に支配されています。特に「早番」の日や週は、朝のシフトに穴を開けられません。寝坊なんて絶対に許されないのです。その緊張感からか、私は受付嬢時代、20時台に就寝していたこともあるほどです(笑)それくらい激務、かつプレッシャーがあったということです。
その反動で、「週末は絶対に目覚まし時計をセットしない」「二度寝をする」と決めていました。それだけで幸せなんです。
一方で、規則正しい生活を強いられたおかげか、とても健康的な生活を送ることができ、丈夫な体を手に入れることができたという副産物もありました!(笑)