教え上手に「どや感」なし 若手社員のマネジメントに生きる習い事

SankeiBiz

実に3年ぶりの、行動制限がないゴールデンウィークが終わってしまった。老若男女問わず、五月病が懸念される。若手社員が元気に働くことができるのか心配している人、マネジメントに悩んでいる人もいることだろう。

あなたのマネジメント、若手人材育成を劇的に進化させる方法がある。それは、新しい趣味、習い事を始めることである。というわけで、今回は日々のマネジメントに役立つ趣味、習い事の効用について考えることにしよう。

若手社員の鍵は「習い事」にあるという(Getty Images)※画像はイメージです
若手社員の鍵は「習い事」にあるという(Getty Images)※画像はイメージです

YouTubeでギターを学ぶ

先月、48歳になり自分への誕生日プレゼントとしてエレキギターを購入した。15歳からエレキベースを始め、一時はバンド活動をしていたのだが、エレキギターの方は高校の軽音楽部の部室で少し触ったくらいのものだ。ただ、人生100年時代を考えると、あと30年くらいは弾くことができると考えたのだ。

今どきの20代、30代のアーティストの活動歴よりも長い期間、演奏することができる(もちろんアーティストたちも長生きし、長い時間演奏するのだが)。これだけの期間、ギターを続ければ、ひょっとすると武道館ライブも、夏フェス出演も可能かもしれないと考えたのだ。

ゴールデンウィーク中も、毎日、最低1時間は弾いていただろうか。弦を押さえる左手の指の先端はこの1カ月でだいぶ固くなった。まだまだ初心者の域を出ないものの、昔、演奏したかった曲を弾けるようになった。この成長感がたまらなくて、思わず毎日、弾いてしまう。

なぜ、こんなに楽しく続けられるのか? 理由のひとつが、ギターレッスンYouTuberと出会ってしまったからなのだ。「かずきのギターチャンネル」である。関西在住の若いかずき氏が、1回10分くらいの動画でギターの解説を行うのだ。人気のあるチャンネルで、教則本が書籍化されている。現在は無料のYouTubeチャンネルと、オンライン上のギターサークルが設置されている。

基礎的なピックの持ち方、弦の張り方、アンプの設定から、名曲、人気曲の奏法までをわかりやすく解説してくれる。ビートルズ、エリック・クラプトン、レッド・ツェッペリン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ニルヴァーナなどの洋楽の大御所から最近の邦ロックの人気曲まで、彼の解説を視聴しながらギターに触っていると、本当に弾けるようになるのである。自分自身、短期間でここまで弾けるようになるなんて。正直、驚いている。

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