千葉県警、児童通学路にひそむ危険場所を確認

産経ニュース
帰宅する小学生を見守る船橋東署生活安全課長の小栗健路さん(左端)=17日、千葉県船橋市立三山小学校(久原昂也撮影)
帰宅する小学生を見守る船橋東署生活安全課長の小栗健路さん(左端)=17日、千葉県船橋市立三山小学校(久原昂也撮影)

小学生の下校時における不審者の排除や交通事故の防止、市民の防犯意識向上を目的とした「おかえり、見守り作戦」が17日、千葉県船橋市立三山小学校の通学路で実施された。県警船橋東署生活安全課長の小栗健路さん(44)や同校の安全主任、舘林昂平さん(25)らが、下校中の児童を見守るとともに、通学路の危険場所を確認した。

〝作戦〟では、下校中の児童に声をかけ、児童とともに学校近くの公園で、危険場所について話し合った。小栗さんは、「新学期が始まり、慣れが出てきたこの時期に事件や事故が起こりやすい」と指摘。「見通しの悪い場所や空き地に危険が潜んでいる」と注意を呼びかけた。

また、小栗さん、舘林さんらは通学路を巡回し、人気のない駐車場や空き地、暗い木の茂みを重点的に確認。舘林さんは活動後、「教員としては車道を気にしがちだったが、他にも危険な場所が多いと分かった。空き家や裏路地などの危険性を教員や児童に周知したい」と話した。

小栗さんは、「防犯活動で最も大切なのは、子供の目線に立つこと。今回の活動を通学路の安全マップや、地域のパトロールに生かしてもらえれば」と語った。

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