日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)が17日、東京都内で取材に応じ、来年6月開幕のアジア杯について「日本でやってもらえないか、という話がきている」と、非公式ながら打診を受けていることを明かし、日本開催の可能性に言及した。
アジア杯は中国の10都市で2023年6月16日から7月16日まで開催される予定だったが、今月14日に中国サッカー協会が新型コロナウイルス感染拡大を理由に開催を断念し、アジアサッカー連盟は別の国へ開催地を変更することを発表していた。
ただ、約1年という期間で、24カ国を受け入れ、宿泊地や練習場を確保することは簡単ではないという現実もある。それでも田嶋会長は「日本でやれば盛り上がる」と期待感も口にした。
中国は今年7月の東アジアE―1選手権(19~27日)の開催も断念。日本での代替開催が決まっている。