(パ・リーグ、オリックス1-0ロッテ、8回戦、ロッテ5勝3敗、14日、京セラ)ロッテの井口資仁監督(47)が審判団に対して侮辱的な発言をしたとして退場処分を受けた。
問題となったのは1点を追いかける九回2死一二塁で最後の打者となったエチェバリアへのストライク判定。エチェバリアはフルカウントからオリックス・平野佳の外角低めの直球を悠然と見逃したが、判定はストライクでゲームセット。四球を確信していたのか、納得いかないエチェバリアは球審へ向かって両手を広げ、激高しながらベンチへ戻ると今度は井口監督が福家球審へ詰め寄った。
井口監督は険しい表情で審判団へ抗議。引き揚げる際に何か激しい口調で言葉を発すると退場を宣告され、マイクで場内に「ロッテの井口監督を侮辱的な発言で退場といたします」と説明された。後味の悪い幕切れとなった。