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「無能だがいい人」だった?

産経ニュース
文在寅前大統領(聯合=共同)
文在寅前大統領(聯合=共同)

このほど退任した文在寅前大統領の退任時の支持率が40%以上だったというのは歴代最高で、内外で不思議がられた。ところが、一方では政権交代を求める声が50%を超え、周知のように大統領選では野党に負けた。これまで「保革10年周期」で政権交代してきたのに、5年で保守に政権を明け渡してしまった。

この不思議な矛盾について「なるほど」という説明を見つけた。ある評論家が街の声として紹介していた、前大統領は「無能だがいい人だったから」という評だ(7日付朝鮮日報)。政権はよくなかったが大統領は悪い人ではなかったというわけだ。

しかし、よくない政権は大統領のせいなのに、なぜ彼は「いい人」になったのか。そのナゾ解きのヒントがある。文政権は当初から演出好きの〝イベント政権〟と評され、イメージ操作(情報操作?)で民心掌握に努めてきた。「大統領を悪者にしない」という作戦で在任中、記者会見を避けてきたのもそのためだ。こうしたイメージ演出を担当したのが演出家の卓賢民(タク・ヒョンミン)儀典秘書官(当時)だった。

彼が回顧談で、北朝鮮が軍事パレードを夜間にするようになったのは自分の助言だと語って話題になっている。文政権時代の南北交流の際のエピソードだが、民心掌握の演出に南北の違いはない?

(黒田勝弘)

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