NHKは12日、自然番組「ダーウィンが来た!」の取材班が撮影したトビウオの映像が「トビウオの最長飛行」としてギネス世界記録に認定されたと発表した。同日、同局の広報局のツイッターでもギネス認定を伝え、当該映像を公開すると驚きの声が集まった。
映像は2008年に放送された同番組のために撮影したもので、鹿児島県の屋久島に向かうフェリーの上からトビウオをとらえている。ツイッターで公開された映像では、テロップで飛行時間が表示されており、45秒にわたって飛んでいることが確認できる。
トビウオの飛行時間は1920年代にアメリカの研究者が報告した42秒がこれまでで最も長かったが、その記録を3秒更新し、最長記録として認められた。
当該ツイートは投稿からおよそ1日で、リツイート数が2.5万を突破し、ネットユーザーは「もはや鳥」「トビウオこんな飛ぶのか…」「予想の数倍飛んでて草」などと大興奮。「魚がこんなに飛んだらカッピカピになりそうですわ」「どうやってこんな長距離飛ぶんだろう!?」といった疑問も寄せられた。
「これカメラさんすごくね」「トビウオは言わずもがなすごいけどこれカメラマンもとんでもないな?」とカメラマンへの賛辞も少なくない。その一方で、認定証を贈られるべきは映像のトビウオなのではないかといった意見も多く「NHKじゃなくてこのトビウオがもらうべきじゃないの?」「魚さんにあげるじゃなくて?w」「件の飛び魚には、この事実をどうやって知らせてやるのか?」とボケる投稿も目立っている。