木村拓哉が主演を務める連続ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)の第5話が12日、放送され、この日から俳優、村上虹郎演じる西条桃介が登場。村上といえば、4月まで放送されていたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雉真勇役を好演し話題に。ネットでは「カムカム」に絡めたコメントが目立ち、「勇ちゃん!」などと視聴者が盛り上がった。
高校ボクシングで4冠達成という輝かしい功績を打ち立てながらも、その後は度重なる不運に見舞われ、人生のどん底にいた主人公、桐沢祥吾(木村)が、ボクシングを通じて生きる希望を取り戻す姿を描く青春スポーツドラマの「未来への10カウント」。
この日の放送で、松葉台高校ボクシング部はインターハイ予選で敗退。校長の大場麻琴(内田有紀)は、ライバルの京明に負けたことを理由に桐沢を解任したが、行方不明になった1年生部員の江戸川蓮(櫻井海音)を半グレ集団から救ったことなどで、桐沢は同部コーチに復帰した。
西条は大阪から転校してきたボクシング経験のある凄腕の1年生。「この中じゃ、俺が一番強いやろうな」と生意気な口を叩いたが、桐沢から名前について聞かれると「西条でええよ」と濁し、部員たちにしつこく迫られた結果、恥ずかしそうに「桃介」と明かした。3月3日生まれのため、桃介と名付けられたことを説明した西条は「名前、いじんなよ! イジッたやつ、しばくで!」などとまくし立てたが、みんなから「桃介」と呼ばれると「最悪や…」と吐き捨てた。