虎のソナタ

チビっ子や女性も甲子園アーチ! トスバッティングなら打てます

サンスポ
MAXの「メジャー」レベルでバッティングに挑戦した織原記者。豪快な空振りを連発した
MAXの「メジャー」レベルでバッティングに挑戦した織原記者。豪快な空振りを連発した

格好いいセリフでした。

「エースと呼ばれるようになってから一番意識していたのはね、『ワシは津田(当時の抑えの切り札)を使っちゃいけん』ということ。それが答えになるかな」

広島の黄金期に通算213勝を挙げた北別府に「エースとは? 北別府投手が考えるエースの条件とは何ですか?」というベタな質問をしたときの答えです。

「エースは連戦の頭で起用される。ワシが6連戦の頭で津田にリリーフさせていたら、津田はその週に何連投もせないけんようになる。ワシのときは津田を休ませる。そう思って投げていた」

有言実行でした。北別府は、20勝8敗の成績を残した1982年は19完投。18勝4敗でリーグ優勝に貢献した86年にも17完投という今の球界では考えられない数字を残しています。

86年は、本来なら18完投になるはずでした。優勝を決めたヤクルト戦(神宮)に先発し、八回を終わって8-3。楽に完投できるペースでしたが、チームの最終戦だったこの試合では、胴上げ投手を津田に譲っているのです。

「ワシが『最後は津田に投げさせてほしい』と首脳陣に直訴したように伝えられとるけどあれは違う。優勝が決まる何日か前に『胴上げの瞬間にマウンドにいるべきなのは、抑えで頑張ってきた津田じゃろう』とは話していた。それをみんなが覚えていて、八回が終わってベンチに戻ったら阿南監督やコーチから『お疲れさん』と言われたんよ。だから代わった」

ドラマにもなった美談を照れくさそうに否定する姿が、さらに格好良かった。

トラ番織原祥平がまとめた隣にある原稿をお読みください。同じ意味の「エースの言葉」が載っています。

「僕もきょう、青柳さんの言葉にしびれました。さすがだなと思いました」

中継ぎ投手に「負担を回さないように」。リリーフ陣が「他の試合でベストでいけるように」。3試合連続完投中の青柳の言葉に感動した織原はその後、甲子園球場南側「甲子園プラス」内のシミュレーション野球施設「BE―STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」の体験会に参加。バッティング、トスバッティング、ピッチングに挑戦してきました。

「バッティングは、4段階ある対戦相手のレベルを最高の『メジャー』に設定したら、15球のうち1球だけファウルであとは空振りになってしまいました。トスバッティングは、ヒットもホームランも打てました。ゆっくりとトスされるボールなので、これは角度さえ出せればホームランが打てます。チビっ子や女性も楽しめると思います。あ、ピッチングでは174キロ出ました」

何だとぉ⁉ マジか⁉ 世界最速169キロのチャップマン(ヤンキース)より速いじゃないか!! さすが小、中、高校でバスケ部に所属していたスポーツ少年。測定器の誤作動だとしても、その数値はすごい。阪神さん、今年のドライチ候補がウチにいましたよ。

「あ、すみません。メモを読み違えました。174キロじゃなく、74キロです」

どこをどう読み間違えたらそうなるのか…。負けが込んできて、無理にでも笑いに持っていこうとしている。まじめな織原までがビヤ樽みたいになってきた。

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