J1浦和のリカルド・ロドリゲス監督(48)が12日、オンラインで会見に応じ、13日の広島戦(埼玉)に向けて必勝を誓った。
「ここからのホーム3連戦は大事。ここで勝ち点9を積み上げたい」。前節8日の柏戦(アウェー)は0ー0の引き分けに終わり「少し、われわれの方が勝利に近かった…」と嘆いたが、決定力不足を露呈する今季を象徴するような試合だった。
今季は11試合を終了し、勝ち点11、得点も11で14位に沈み、ここ4試合連続ドローと乗り切れていない。だからこそ13日の広島戦、18日の横浜M戦、21日の鹿島戦と、3試合続くホーム戦での3連勝で上位進出を狙いたいところだ。
浦和は今季、3カ年計画の3年目。J1リーグ優勝が最重要課題になっている。指揮官は開幕前に「優勝するには70得点が必要」と話した。タイで集中開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグでは、6試合で20得点と攻撃力が改善されたかに見えたが、J1では改善されていない。攻撃陣の覚醒が、3連勝への欠かせない要素になりそうだ。