大谷翔平、キャリア初グランドスラムで米100号王手! 2打席連発に「2本出るとは思っていなかった」

サンスポ

今季で日米通算10年目。大谷が打撃で最も大事にしているのは、スイングやフォームではなく、「構え」という。「同じように打っても、最初の構えの時点で間違った方に進んでいると、いい動きをしてもいい結果につながらない。8割5分ぐらい、構えで決まっているぐらい」と断言した。今季も打席によって、膝を曲げて、やや沈み込んで構えるなど、微調整してきたが、この日の構えは、バットを左肩上に置き、力感のない自然体でボールを待った。

大谷は七回に今季初の2打席連続本塁打。三塁コーチャーとピース? それとも、2本目のサイン?(AP)
大谷は七回に今季初の2打席連続本塁打。三塁コーチャーとピース? それとも、2本目のサイン?(AP)

ア・リーグ西地区首位のチームは20連戦中の18試合目。アナハイム→シカゴ→ボストン→アナハイムと米西海岸から東海岸を往復した。1日のホワイトソックス戦で走塁中に右股関節を痛めた大谷は、指揮官から再三の休養日設定やベンチスタートを打診されていたが、聞かれる度に出場を志願した。

今季初の2打席連発で日本選手3人目となるメジャー通算100号に王手をかけた。到達スピードでは、1位・松井秀喜(636試合)、2位・イチロー(1851試合)を超え、最速となるのは間違いない。

「早く達成したいというか、できれば、あした(10日に)打って、早めに超えたい」と大谷。2試合連発で量産モードに突入する。

★お宝人形 大谷は昨季のア・リーグMVP受賞に輝き、10日(日本時間11日)のレイズ戦前にエンゼルスタジアムでセレモニーが開催される。来場者2万5000人に先着で「大谷MVPボブルヘッド(首振り)人形」が配布される予定で〝お宝グッズ〟を求めて、ファンが殺到しそうだ。「個人的にはもう切り替えているので、今年、勝つことだけ考えたい。来てくれたファンにありがとうございました、という気持ちを伝えられればいい」と二刀流スターは試合に集中している。

■データBOX

❶大谷が第3、4打席に2打席連続本塁打。1試合2発は4月15日のレンジャーズ戦以来、今季2度目でメジャー通算8度目。イチローの7度を抜いて日本選手最多回数となった。ゲーム2打席連発は昨年7月2日のオリオールズ戦以来で通算4度目。

❷満塁本塁打は日本ハム時代を含めて、キャリア初。日本選手の満塁弾は2014年8月5日の青木宣親(ロイヤルズ)以来8年ぶり8人目(19本目)。

❸この日の2本塁打でメジャー通算99本。日本選手の最多は松井秀喜が175本、イチローが117本で、100号に到達すれば3人目となる。

❹大谷は打者出場454試合(投手のみ15試合)で99本塁打。100号到達は松井が636試合、イチローは1851試合を要している。