フィリピン大統領選 マルコス氏当選確実

産経ニュース
9日、フィリピンの北イロコス州バタックの投票所に姿を見せたマルコス元上院議員(手前)(共同)
9日、フィリピンの北イロコス州バタックの投票所に姿を見せたマルコス元上院議員(手前)(共同)

【マニラ=森浩】フィリピンで9日、大統領選の投開票が行われた。選挙管理委員会の暫定集計(開票率77%時点)によると、1986年まで20年以上独裁政権を築いた故マルコス元大統領の長男、フェルディナンド・マルコス・ジュニア元上院議員(64)が約2505万票を獲得。約1192万票を得た2位のレニー・ロブレド副大統領(57)を大きく引き離し、当選を確実にした。

選挙戦でマルコス氏は、国民の団結を呼びかけた上で、交流サイト(SNS)を駆使して温厚なイメージを演出。父の統治時代を、規律が保たれていて経済的に公平だった「黄金期」と美化し、貧富や首都マニラと地方の格差に不満を抱く層に食い込んだ。

政策面ではドゥテルテ政権の路線を継続する意向を示し、対外的には中国に融和姿勢で臨む可能性が高い。ただ、公開討論会出席を拒否するなど積極的な政策発信を控えており、実際の考えは不明な点が多い。

ロブレド氏はドゥテルテ大統領の政権運営を批判し、強権的な政策に反発する層の取り込みを狙ったが、事前の世論調査でもマルコス氏の勢いを前に劣勢が続いていた。

フィリピン大統領の任期は6年。憲法の規定で再選は禁じられており、現職のドゥテルテ氏は6月末に退任する。大統領選と同時に実施された副大統領選では、マルコス氏と連携したドゥテルテ氏の長女、サラ・ドゥテルテ氏(43)=南部ダバオ市長=の得票が暫定集計で約2493万票に上り、勝利を確実にした。

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