ロッテの井口資仁監督(47)は8日、佐々木朗希投手(20)の次回登板が中6日で13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)になることを明らかにしたが、令和の怪物最大の難敵が、早くも目の前に現れるかもしれない。
この日の試合後、報道陣から「(佐々木朗は)予定通り中6日で投げるのか?」と聞かれた指揮官は「はい、そうです。(準備を)やっています」と明言したが、これは大変な試合になりかねない。4月24日の一戦で〝恫喝(どうかつ)〟を受けた白井一行審判(44)が球審を務める可能性があるからだ。
白井審判は主に西日本の試合についており、6日は広島―DeNA戦(マツダ)の球審、8日は三塁塁審を務めた。現在は予備審判を含め5人一組のクルーで動いており、一般的に反時計回りで持ち場を変えるケースが多い。
10日からはソフトバンク対西武など3カードが2試合。白井審判がそのいずれかの試合を担当し、次がオリックス対ロッテの担当になると、13日は球審の順番になる。これはロッテ首脳陣の頭にも入っているはずだが、ローテーションをズラすことなく、佐々木朗を京セラのマウンドに送ることを決断した。