知床観光船沈没事故 「命の値段」1人上限1億円…運航会社加入の保険で 弁護士「慰謝料相場は2000万~2500万円」 

zakzak
ずさんな運営を行った桂田社長の責任は重い
ずさんな運営を行った桂田社長の責任は重い

北海道・知床沖の観光船沈没事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)が、1人上限1億円の保険に加入していると説明した。事故をめぐっては同社の桂田精一社長(58)のずさんな安全管理も浮き彫りになり、事業許可取り消し処分も視野に入る。

沈没した観光船の船首が無人潜水機で撮影された=8日(第1管区海上保安本部提供)
沈没した観光船の船首が無人潜水機で撮影された=8日(第1管区海上保安本部提供)

7日に開かれた乗客家族への説明会で、同社が加入していたのは1人上限1億円の「船客傷害賠償責任保険」だったと明らかにされた。

弁護士からは、現地で帰りを待つ家族の滞在費や、亡くなった場合の葬儀費への対応についても説明された。家族側からは会社側の対応窓口や事実関係について質問があったという。

桂田社長は説明会の冒頭、「このたびは申し訳ありませんでした」と頭を下げ、その後は主に弁護士に任せたという。

損害賠償問題などに詳しい高橋裕樹弁護士は「通常の交通死亡事故と同じ扱いで、死亡した場合、慰謝料は2000万~2500万円程度が相場で、世帯主など一家の大黒柱が高額になる傾向がある。逸失利益(将来の所得に関する賠償)では、多額の収入が見込まれる30~40代や、大卒者など20代前半の若者などが高くなる傾向にある。通常、1人あたりの支払い上限1億円以内に収まるだろう」と解説する。

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