大阪陸上競技協会は9日、五輪に向けた選手育成事業「OSAKA夢プログラム(夢プロ)」の第2期開始を発表し、強化指定選手として男子短距離の小池祐貴、多田修平(いずれも住友電工)ら計17人を選出した。事業費として今後3年間で約1億2千万円を見込んでおり、関西に拠点を置く企業や一般からの寄付で運営。2024年パリ五輪でのメダル獲得を最大の目標に、選手の遠征費などに充てていく。
夢プロは、選手育成を通じた地域活性化を目的に15年秋に事業を開始。昨夏の東京五輪には当時の強化指定選手の中から小池と多田の代表2人を輩出した。小池は「東京五輪を経験し、五輪のパワーを肌で感じた。パリでの決勝進出を目標に、支援していただいている自覚を持ってトレーニングしていきたい」と意気込みを語った。
▽他の指定選手は次の通り。
泉谷駿介、丸山優真、伊東利来也(いずれも住友電工)坂井隆一郎(大阪ガス)松田瑞生(ダイハツ)前田穂南(天満屋)萩谷楓(エディオン)寺田明日香(ジャパンクリエイト)田中佑美(富士通)塩見綾乃(岩谷産業)佐藤友佳(ニコニコのり)秦澄美鈴(シバタ工業)青山華依(甲南大)アツオビン・ジェイソン(福岡大)福田翔大(日大)